土工事(根伐工事)
根伐工事とは、建物の基礎を作るためにその部分の土を掘削する工程です。
まず重機(ユンボ)で掘り起こし、ある程度まで掘削したらスコップで手堀りし、所定の深さに達したら水平に掘り揃えます(床付けする)。
地山が現れたら、土砂の崩壊や水の浸入を防ぐために矢板入れ・簡易山留を行います。その後、根伐した地盤面に砕石を敷き詰め、その上に捨てコンクリートを敷きます。
コンクリート工事
コンクリート工事は、生コンクリートを型枠にポンプ車で均一に流し込み、高周波バイブレーターで突き固め、建物の構造体を作る工事です。
躯体工事における最終段階であり、建物の強度を左右する非常に重要な工事です。
仮設工事
仮囲い
仮囲いとは、工事期間中、工事現場に仮に設ける囲いです。
安全鋼板、ネットフェンス、ガードフェンスなど様々なニーズに応じた仮囲いを指示に従って設置します。
地足場工事
基礎工事(地面より下の部分の手作業を行う)の際に、材料の運搬や作業用通路などの目的に使用され、主に鉄筋梁の上部から500~600㎜上がった所において水平にかけた足場を、一般的に「地足場」と言います。
作業にかかわるすべての職種(特に、鉄筋工、型枠工、コンクリート打設工等)において常に使用されます。
この足場を利用して基礎の鉄筋の支持に用いる事もあります。
多数の業者が作業を行う為、定められた強度のものを使用し、法規定に従い組立て、その安全を確保しなければなりません。
足場工事
工事現場にはなくてはならない足場。
型枠建込、解体、鉄筋組立、外装仕上げ、器具、配管取付等、様々な業者が使用します。
墜落、転落、資材の落下など作業員の安全を確保する仕事です。
枠組足場や単管ブラケット足場などがあります。
タワークレーン組立
資材の揚重には欠かせません。
大小様々なクレーンがあり、現場の規模や立地等によってクレーンの能力を考慮し組立計画をします。現場条件にもよりますが、1~2日で組立できます。
ロングスパンエレベータ組立
中・高層マンションなど現場で階段を使って運ぶ事が困難な材料を運搬することが目的。
現場条件によりサイズも異なりますが、1日くらいで組み立てます。